うつでなまぽ

うつ病でPTSDでアスペで生活保護受給中の生きものがいろいろ書きます。

生活保護「あたらしい相談員さんが着任したが無理」

 むりむりむりむりかたつむり。

 あ、まえの記事の件ですが躁うつ病うつ病もふくむ)、統合失調症てんかんなどの持病がある場合猟師免許はとれないそうだ。うつ病寛解した場合はどうなるんだろうと気になるが、それをきくためには主治医に「わたし、猟師になりたいんですけど」とちょっと微妙な告白をせねばならない。してみようか。どうしようかな。

 まあそれはおいておくとして、今回の話。

 

 あたらしい相談員さんが着任されました。男性でした。無理。

 いや男性だから無理というのではない。しかし男性だというだけでわたしとしてはちょっとハードルが高くなったのも事実。二回ほど、前任の相談員退職後にピンチヒッターとしてきた女性のかた(臨床心理士の資格を持っているのかないのかよく知らないが、感じがよくて話しやすい)と面談をしていて、そのかたから、「わたしも同席するからいちど会ってみるのは?」ということで、会ってみた。まあ結論からいうとむりむりむりむりかたつむり。という感じだったということだ。

 

 なにがむりかというのを言語化するのはむずかしい。もしかしたら、男性であることでそもそも生理的にむりな気持ちがあり、それにあとから理屈付けをしているだけかもしれないからだ。しかし言語化しないことにはどうにも立ちゆかないこともある。自分と向き合うという意味も込めて、ここは言語化しておこうと思う。

 

 まず、その相談員さんが、ものすごくグイグイ来るタイプのひとだった。そういうタイプのが楽だというひともいるかもしれない。しかしわたしの場合、グイグイ来られれば来られるほど、ずりずりと後ろに引いてしまうタイプだ。それにくわえて、熱心さにこたえられないことに罪悪感がわいてしまう。こんなにもよくしてもらっているのに! みたいな。期待にこたえたい気持ちが強すぎるのだ。だれも罪悪感などいだいてもらいたいわけではなかろうにいだいてしまう。

 つぎに、ピンチヒッターの女性のかたにわたしが話した内容を、そのまんま持ち込んで「こんなことが好きなんですよね」とか「こんなことをしてらしたんですよね」と言ってきたところ。いや、情報が共有されているのはわかっている。しかし、わがままかもしれないが、それを意識させないでほしい。すくなくともいままでの相談員さんやケースワーカーさんは「共有して把握してはいるけど、口にはださず」という態度だった。ほかのひとにも共有されているというのがあからさまに出てくると、話がしにくい。それに、ピンチヒッターの女性のかただから話したことを、初対面のあなたが口にして持ち込んでくるのはなんか……ちがうだろうっていうか……うまく言えないけれども!! わがままだけれども!!!

 そして、「AにしますかBにしますか」なところ。たとえていうなら「カレーにしますかラーメンにしますか」みたいな。いや意味がわからないだろうな。まえの相談員さんとか、ピンチヒッターのかたは、まず「やるか、やらないか」というところからはじめて、やると決めたら「じゃあ、AとかBとかあるけど、どうしようか」という感じで話をすすめてきてくれたのだけれども、今回の相談員さんはもうはじめからやることはきまっていて、わたしがきめるのは「AかBか」というやりかたや手段の選択だけというような提示のしかたをしてくる。自分でも甘ったれていると思うが、わたしはこういう提示のされかたをすると、その時点で「やらない」「できない」という選択肢は捨ててしまう。捨てようと思って捨てるのではなくて、そんな選択肢はないと思い込んでしまうというか、ないと思っていることすら気付かない。AかB、どっちかを選ぶしかない、そういう視野狭窄に陥る。

 

 最初のふたつは話しているあいだにわたしが気付いたのだけれども、最後のひとつはピンチヒッターのかたが口をはさんでくれてはじめて気が付いた。わたしがAかBかの選択肢をえらんだあと、ピンチヒッターさんが、「あなたは、AかBかの選択肢をならべられると、どっちかを選ばなきゃと思ってしまうみたいだけど、Cという選択肢、つまりどっちもいやだという選択肢も持っていたほうがいい。やめる、逃げるという選択肢。これがいちばん大事」というような意味のことを言った。知らないうちにめちゃめちゃ緊張していたらしいわたしは泣いた。31歳なのに。関係ないか。

 

 で、まあ、今後新任の相談員さんと面談をつづけていくかどうかは、主治医とも相談して、担当のケースワーカーさんに話してくれればいいということで面談は終わった。

 まあむりむりむりむりかたつむりなんですけれども……、でも、そういう苦手なひとと付き合うスキルみたいなものをみがくのも大切なのかもしれないし……悪いひとではないんだし……うん……がんばってみるとか……いやがんばらないほうがいいんだろうか……とかいろいろ考えている。

 軟弱な精神であることよ。

 

 面談のあと、こころ乱れすぎてそのまま家路につくことができなかったので、図書館へ行った。図書館はいいところだ。古い本のあまい匂いが空間を満たし、人類の叡智とエゴと歴史と悪行と善行とくだらないたわごとがまぜこぜになって棚を満たしている。いろいろと本を借りた。クマのパディントンの原語版とか。いま読んでいるが、意外に読めるものだなと思っている。

 本はいいものだ。