うつでなまぽ

うつ病でPTSDでアスペで生活保護受給中の生きものがいろいろ書きます。

治療「アスペルガー(仮)と診断された」

 WAIS-III知能検査の結果が出た。それとバウムテストの結果、臨床心理士の見解、受診のときのわたしの言動を総合して主治医がくだした診断はおそらくは発達障害で、アスペルガー障害であろうということだった。

 知能検査の結果は↓な感じ。

 

 言語性IQ110 動作性IQ99 全検査IQ106

 言語理解122 知覚統合103 作動記憶92 処理速度86

 

 上はIQ。全検査IQというのがいわゆるIQ(知能指数)と呼ばれるもの。100が平均で言語性IQはそのまんま言語に関する知能指数。動作性IQというのは動作に関する知能指数、つまり文字によらない視覚情報や空間把握能力に関する知能指数

 ちなみに、知能指数は100がだいたい平均で、こまかくいうと130以上が非常に優れている、120〜129が優れている、110〜119が平均の上、90〜109が平均、80〜89が平均の下、70〜79が低い、69以下が非常に低いとされるそう。

 というわけで知能指数に関しては、わたしは言語性の情報処理に関しては「平均の上」だけれども動作性の情報処理に関しては「平均の下」であるわけだね。この言語性IQと動作性IQの有意差、あるいは乖離していることをディスクレパンシーと言い、これが高いほど発達障害である可能性が高いということらしい。わたしの場合は11。15以上で有意差があると判定されるようなので、わたしの場合も有意差なし、もしくはあっても低いと言えるだろう。たぶんね。たぶんなので信用はしないで。

 

 下は群指数というらしい。右肩下がりに下がりまくっているのがわかると思う。いちばん高い言語理解が122、低い処理速度が86、差が36。こっちも15以上で有意差ありとされるらしいが、二倍以上ある。これは著しい乖離があると言えるだろう。というかヤバい。なんだこの差は。

 

 そしてこの結果とか何とかから導き出されたわたしの特徴は「語彙力が高く、言語的情報に関する知識が豊富であり理解が早い。有意味な情報であるほうが頭に残りやすく思考しやすいと予測される」、「視覚情報から状況を把握したり、次に起こりそうなことを予測する力はあるが、不安や自信のなさから表出するのに時間がかかる。そのため時間に制限がある場合には持っている力を発揮しにくい」、「頭の中だけで情報を操作したり、暗算したりすることは苦手。聴覚的な過敏さも影響し、不注意なミスが起こりやすい」ということらしい(臨床心理士と主治医の見解を丸写し)。

 なるほどと思えるような、よくわからないような。

 

 主治医からアスペルガーのことについて調べて、できれば本を一冊買うといいだろうということを言われたので、まあとりあえずネットでいろいろと読んでみたんだけども、わかるーというのがあったり、わかんねーと思うのがあったり。なんだろう血液型性格診断とかを読んでいるような気分だ。

 

 わかるーと思ったのは感覚の過敏さ、あるいは鈍麻さがあるということ。

 わたしは女なのだけどもブラジャーが嫌い。息苦しく感じる。サイズがあっていないのでは? ということではなく、これブラジャーの意味ないだろというくらいゆるゆるにしても違和感がある。ワイヤー入りとかもう付けられない。そういうのはアスペルガーにありがちらしい。体を締め付ける服が嫌いだと。たしかにゆるゆる~とした格好が好き。化粧も嫌い。日焼け止めを塗るのすら嫌い。皮膚になにか貼りついているという気持ち悪さに耐えられない。腕時計がくすぐったくて嫌。イヤリング、ネックレスなども気色が悪い。これらは触覚過敏に分類されるようだ。

 聴覚過敏については以前PTSDの症状として書いたような気がするので省く。書いたっけ? まあいいや。

 視覚過敏。原色とか目にうるさい色が嫌い。原色を組み合わせた色柄物は目にうるさい。このあいだ姉とスイパラなるものにはじめて行ったのだけど、原色の暴力といった感じで目がちかちかした。無理。

 

 ん? と思ったのは友人が少ないとかいじめの対象になりがちとかいうやつ。

 でもまあこれに関しては単にわたしの周囲がやさしいひとばかりだったからという気もする。わたしは昔から本を読んでばかりの変人だったが、そういうところを受け入れて、かまってくれるひとが周りに多かった。ので、本来なら友人が少なくいじめられっ子になってもおかしくなかったけれども、そうならずにすんだのかもしれない。そうするとそれはわたしの能力とは関係がなく、環境にめぐまれたということだな。能力的にはそのとおりなのかもしれない。

 

 ちなみにいまはもうアスペルガー障害・症候群という呼称および分類は使われなくなっていて、自閉症などとあわせて自閉症スペクトラム障害と大きく括るようになったようだ。主治医は細分化した分類のほうがわかりやすいと思ってあえてアスペルガーという名を用いたのだろう。

 

 わたしはいままで自分がアスペルガーかもしれんとは疑ったことがなくて、家庭でも学校でも職場でも、わたしも周囲も、わたしに関して発達障害的に困ったということはなかった(と思う)ので、へえーという感じだったが、これで触覚過敏を理由に化粧をせずに生きていきたいなあなどということを思ったりしたよ。

 なんで女は化粧をしないとまともな人間とすら思われないんだ。理不尽だ。